「もう転勤はこりごり……」――慣れ親しんだ長岡エリアでの転職に成功した27歳男性の体験談
結婚は人生の一大イベントであり、価値観が大きく変わるタイミング。 「結婚をきっかけに、転勤の可能性の少ない仕事をしたいと思うようになった」という人は多く、転職活動を始める人は少なくありません。 今回の記事では、転勤の多い会社からものづくりの街である新潟の長岡エリアで、転勤のない会社への転職に成功した20代男性Y.Sさんの体験談をご紹介しましょう。
目次
◆もう転勤したくない! 地元近くでの勤務を希望して、転職活動をスタート
――Y.Sさんが転職を考えたきっかけはなんだったのでしょうか?
最も大きな理由は、1年前に結婚したことです。私は新潟県の小千谷市出身で、妻も地元が同じでしたから、慣れ親しんだ地元近くに家を建てたいと考えていました。ただ、私の前職は、拠点が海外にもあるような大きなメーカーで、転勤が急に決まることも珍しくありませんでした。海外に転勤して1〜2年は現地で勤務というパターンもあったりして、急に転勤を命じられる生活を避けたいとは前々から思っていたんです。せっかく家を建てるわけですから、転職後に単身赴任という事態だけは避けたかったんですよね。
それに、結婚を機に転職を考えたタイミングで、両親からも「地元に戻って来い」という話があって、転職しようと決めたんです。
◆地元の小千谷市か、求人の多い長岡市かで大いに迷い……
――結果的に、地元の小千谷市ではなく長岡エリアに転職したのですね。
それはすごく悩んだ部分です。私はもともと設計の技術職をずっとやってきたのもあって、長岡エリアには高度技術を有する有名メーカーも多く、すごく魅力的でした。でも、地元の小千谷に帰るのも捨てがたくて。
「嫁さんを連れて地元に帰ってきてほしい」という両親の思いも強かったんですが、やはり長岡のほうが、設計などの技術職の募集が豊富だったんですよね。その点は絆エージェントさんにも相談しながら、最終的には自分の希望に沿う求人を優先しようと決めました。
――どのような経緯で絆エージェントさんと出会ったのですか?
私は慎重に考えながら進めたいタイプなので、転職活動においては、フォローが細かくてていねいに対応してくれるエージェントがいいと考えていました。転職した知り合いからもエージェント選びのポイントをいろいろ聞いてみたのですが、「大手よりも地場に強いエージェントのほうが親身になってくれるかも」ということだったので、まずは一つ地元の転職エージェントに登録したんです。ただ、相性があまりよくなかったんですよね。その転職エージェントの場合は、とにかくたくさん求人を紹介されて、片っ端から受けていくという感じでした。その方針が合っている人もいると思うのですが、私は一つひとつの求人をしっかり見極めて進めたかったので、やりづらかったです。
――そこで、他の転職エージェントを探したのですね。
はい、長岡か小千谷での転職は譲れなかったので、地元新潟県に強いエージェントさんがよいという方針は変えずに、絆エージェントさんに問い合わせをしました。
◆口コミに惑わされず自分の感覚を信じて転職に成功!
――絆エージェントさんに依頼してよかった点は?
前回のエージェントさんにお願いした経験を絆エージェントさんにもお話しして、自分の方針をしっかりお伝えしたところ、私のペースに合わせてくださったことです。ほかにも印象的だったのが、私は転職サイトの口コミも結構気になるタイプなのですが、「こうした口コミは退職者が投稿するものだから、どうしても悪い点ばかり取り上げられる」とご意見をいただいたこと。これには目から鱗が落ちた気持ちでしたね。検討している企業に対して絆エージェントさんなりの見解をていねいに教えてくれて、とても参考になりました。
――具体的には、どのようなアドバイスがありましたか?
口コミが悪かった企業については、絆エージェントさんが持ちうる情報をしっかり教えてくれました。退職者による口コミを鵜呑みにしないようアドバイスをいただいたうえで、「まずはその企業に興味があれば、面接だけでも受けにいって、自分の目で判断したほうが後悔がない」と提案されました。その言葉を信じて今回内定をいただいた企業の選考に応募したところ、面接官の対応や会社の雰囲気がとてもよかったんです。口コミを信じていた自分であれば、この企業には出会えなかったと思いますね。
――長岡への転職は、ご両親から反対されませんでしたか?
「小千谷に帰ってきてほしい」とは言われましたが、最終的には私の決定を尊重してくれました。私自身前職で長岡での勤務が長かったので、住みやすいという実感もあって、それも大きな後押しとなりました。交通の便も住環境もとてもよいし、その住みやすさを訴えたら納得してくれました。長岡と小千谷は、電車でも車でも1時間もかからなくて、移動もしやすいんです。だから、家族みんなでたまに実家に帰るのも難なくできるし、それを伝えたら両親も喜んだみたいでしたね。