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2018.06.22

こんにちは。

 

転職意欲の高まりから転職求人倍率も高い水準で増加傾向


新潟絆エージェントの小川潤也です。求人倍率の上昇に比例するように、転職意欲の高まりから転職求人倍率も高い水準で増加傾向にあります。

現在の転職市場で特徴的なのは、転職したいと相談に訪れる年齢が20代と40代に偏りがあることです。30代のコア人材が転職市場に顕れないのは、おそらく企業側が彼らの待遇や条件をよくして手放さないようにしているともいえると思います。

40代はエンジニアをはじめとする技術系職種や専門職の方は求人も多く、転職しやすい状況ですが、総合職でゼネラリストを極めた方ほど苦戦している傾向にあります。

20代のポテンシャル採用にはどの企業も積極的で、引く手あまたの状態ですが、だからこそ、心から納得できる転職をしていただきたいと思うのです。

 

自身が心から「これだ」と思う仕事や企業を選んで欲しい


新卒の時の企業選びは会社の規模や待遇、ブランド力に拠ることが大きかったのではないでしょうか。採用されたものの、なんかフィットしない、しっくりこない気持ちがぼんやりあり、おそらく心中で「もっと自分が輝ける場所があるはずだ」と思うからこそ転職を考え始め、相談にお見えになったはずです。

ところが、残念なことに、今の会社よりも高い給与を提示されただけで仕事内容をしっかり吟味せずに転職を決めてしまう人が少なくありません。

転職を考えはじめた動機には与えられた仕事に馴染めないとか、自分がうちこめる仕事ではなかったという感覚が少なからずあったのではないでしょうか。ならば、転職をするなら、今度こそご自身が心から「これだ」と思う仕事や企業を選んで欲しいのです。

 

二社でも三社でも選択肢をしっかり吟味

 


納得感のない転職をした人は必ずまた転職を繰り返します。ご自身の適性がわかるには最低3年はかかると私は考えていますが、一度転職を考え始めると、「早く辞めたい」という気持ちが強くなるせいか、最初に内定が出た企業に急いで転職しようとする人もたくさんいます。そこでお伝えしたいのは、二社でも三社でも選択肢をしっかり吟味して、納得した転職活動にして欲しいということです。採用は不動産物件と違います。「すぐに来てくれ」と迫られて断ったら他の人を採用するということはまずありません。そもそも変わりは他にいると思われるような転職はしあわせな転職ではないからです。実際、「ぜひこの方にお越しいただきたい」と懇願される人材に対しては、半年くらいは待ってくれるものです。給与や待遇だけで安易に決めてしまうのではなく、自分が本当にやりたかったことは何か。その点にフォーカスして、悔いのない転職をしていただきたいと思います。納得感のない転職はつまらないジョブホッパーを生みがちです。

せっかくの転職という機会に自分の可能性を損なわないよう、じっくりと自分の本当にやりたい仕事に向き合うチャンスにして欲しいと切に願うばかりです。

2018.06.08

こんにちは。新潟絆エージェントの小川潤也です。

 

さまざまな起業家たちが集う場所


今年に入って二度目のシリコンバレー視察に出かけました。今回はシリコンバレーの聖地と呼ばれるプラグ&プレイを訪問しました。聞けば、この地はもともと絨毯屋さんだったそうです。何でも、起業準備中の学生たちの部屋を貸して欲しいという要望に対し、「君たちの会社の株をくれるなら、家賃を免除する」と交渉したことが事の始まりだったとか。

Google、 Apple、 Intel 、Oracle 、HPなどといった企業を生みだしたシリコンバレーにあって、いまではイノベーションを加速するスタートアップインキュベーションとしてその存在感が知られるようになっているオフィス・スペースの集合地帯です。1~2人の小さなフロアから数十人のオフィス・スペースまでさまざまな起業家たちが集う場所としてその名を知られています。

 

「失敗は成功への近道」とばかりに、さらなる投資を惜しまない姿勢


自然とお互いに刺激し合える環境に魅せられ、日本から移り住み、現地で起業を果たしたお二方に話を聞くことができました。

ひとりはラーメンの生麺とスープをホームパーティなどの際に自宅などに宅配するデリバリーサービスを。もう一人はairbnbの影響でお客さんの予約が減少しているホテルを一か月単位で長期に借切り、観光客やビジネス出張族に借り切った部屋を1週間単位などにして転貸するサービスでビジネスモデルを構築し、軌道に乗せていました。いずれもありそうでなかった着想から生まれた事業でした。そんな最初、シリコンバレーでは相手にされなかったといいます。失敗を重ね、今のモデルに行き着き、自分達のビジネスモデルを面白がってくれた投資家との出会いによって起業することができたわけです。

話を聞いて感心したのはエンジェル達の投資に対する気風のよさといいますか、マインドそのものです。とりわけ日本においては「この投資はいつ回収できるのか」とイグジットのことばかり問われる傾向にあります。ところが、シリコンバレーのエンジェル達は100のうち、ひとつでも当たればしめたもの。その位の太っ腹加減なのです。投資に関するスタンスがここまで違うのか、と驚きました。たとえば、製薬のバイオベンチャーにはとにかく高額の投資が必要だと言われています。慎重にならざるを得ない日本の風土とは真逆で、こちらでは何億もの投資をして、たとえ失敗しても「失敗は成功への近道」とばかりに、さらなる投資を惜しまない姿勢には、ただただ感心するばかりでした。

 

やりたいという者に冒険させてみる環境


プラグアンドプレイスでは「数十万ドル投資してもらった」という若い起業家たちの自慢話をよく耳にします。それが彼らの日常会話になっているのです。

回収できるかどうかではなく、とりあえずやりたいという者に冒険させてみる環境がそこにはありました。

若い人を都心から呼び寄せるにはどのくらい補助金を出したらいいんだろう、などという発想とはまったくレベルが違うのです。

彼らの価値観では一番リスペクトされるのは起業した人。二番目に評価されるのはベンチャーに入社する人。サラリーマン人生を選ぶ人はただの人、というわけです。サラリーマンになってしまえば、稼げる上限額も決まってしまう。

単に就職しただけではサンフランシスコに家が変えない、いい暮らしができない。だから、そのためにいま何をすればいいかを逆算して徹底的に考え、前向きに頑張る。

傍から観察していて、とても分かりやすい欲望が清々しく肯定されていることも新鮮に感じました。とにかく挑戦したいというモチベーションに溢れている反面、投資家へのプレゼンテーションは極めて理路整然としています。

若い彼らの人たちの熱意もさることながら、彼らをしっかりと底支えする社会風土が醸成されていることのほうが、魅力的に感じました。

新潟に引き寄せて考えるなら、単に若い起業家が育たないと嘆くだけではダメで、我々大人たちがその環境をサポートする姿勢が不可欠であると、再認識させられた、視察となりました。

2018.01.26

こんにちは。新潟絆エージェントの小川潤也です。

 

少し視点を変えた、事業をつないでいく方法


ゆくゆくは起業したいとお考えの方、あるいは転職をお考え中の方で「経営企画」「事業企画」などより経営に近いボードで活躍したしたいとご希望されている方に対して、ひとつの選択肢をご提案したいと思います。

それは事業承継を通じて経営を学ぶ。事業承継というプロセスの中で起業の予習をする、という可能性についてです。

地方都市の事業承継問題に関しては拙書『継がない子、残したい親のM&A戦略』(幻冬舎)に詳しく書かせていただきましたが、今日は少し視点を変えまして、M&Aという形でなくとも「転職」というマッチングにより、事業をつないでいく方法もあるのではないか、ということをお伝えしたいのです。

 

シビアな二択という現実の中で、考え得る希望の光。


新潟県は全国でも起業率の低い県です。さらに悪いことに廃業率のランキングの上位にも登場しはじめています。

事業業績は決して悪くないし、赤字知らずで無借金経営の企業さえも後継者がいないという理由で廃業に追い込まれていく時代です。粛粛と事業を縮小し、お店を畳む。自分の代で破産しない程度でクロージングの準備をはじめるか、競合他社に買収されるか。このシビアな二択という現実の中で、考え得る希望の光。 それは、たったひとりの優秀な人材が入社することで劇的なリニューアルを図り、新たな事業展開に発展させるという展開です。

数は少ないものの、過去の成功事例から紐解くと、事業継承はやはり人ありきです。結局は人と人の化学反応につきます。

たとえば、こんな方はいらっしゃいませんか。

ゆくゆくは起業を考えているが、やはりゼロからスタートするには準備期間の経済的、物理的、時間的負担が大きいと逡巡している。

実は、案外多いのではないですか。自分の背中を押すためにMBA留学を考える人もいるかもしれません。いつかは起業。それ、いつですか?

ならば、ちょっと発想を変えて、こんなふうに考えてみてはいかがでしょうか。

いま充分に基盤があり、地元の知名度も行き届いた企業があります。継承者がいないという理由で廃業が免れない状況にある。

自身のアイデアと経営計画によって新規事業を起ち上げるつもりでリニューアルさせるというプロセスを経験することで、起業家としての勘を養うというストーリーです。もちろん、会社は学校ではありません。それなりの覚悟は必要です。

 

第二の人生のスタートを切る展望をお持ちの方は少なくない


人生100年時代、40~50歳の時期に第二の人生のスタートを切る展望をお持ちの方は少なくないはずですが、それでもひとつの選択肢として、老舗企業の事業承継を想起する人はそう多くないはずです。

もちろん、その可能性は十分に考えられるにもかからわらず、です。

確かに、ゼロからつくりあげる起業の醍醐味と既に基盤のある企業の事業を再び軌道にのせ、さらなる成長への足ががりをつくることの面白さは種類の違う経験です。ただ、ゼロからはじめることのリスクを回避できるという点において、それが何らかの心のクッションになりえるのだとしたら、案外、向いているのかもしれません。

自分が目指している業態、業界、商品やサービスの方向性、事業の希少性、生み出したい付加価値などが合致する企業であれば、そこの経営企画、事業企画が新たな挑戦の場になる可能性は大いに考えられます。そのままスライドして事業を継承するのもよし、ビジネスモデルを確立した上で、次世代の継承者にバトンをつなぐもよし。そんな選択肢はいかがでしょうか。

 

もしも、子どもが成長して少し手が離れたとか、ゆくゆくは地方暮らしを希望しており、定年退職前に新たなチャレンジをしたいと密かにお考えの方がいらっしゃいましたら一度、アクセスしてみてください。

あなたを「救世主」として待ち望んでいる企業に出会えるかもしれないのですから。

2018.01.12

こんにちは。新潟絆エージェントの小川潤也です。

 

「ディスカヴァー・新潟」の兆候


「ディスカヴァー・新潟の兆し」というブログを書いた後で、面白い記事をみつけました。日本政府観光局「訪日外客数」、観光庁「訪日外国人消費動向調査」のインバウンド統計リポートよれば、2016年の一年間、外国人環境客が訪れた県ランキングのうち、新潟の対前年度の伸び率が137.5%の上昇で全国一位というものでした。

大阪、東京、京都などの人気の訪問先にはまだまだ及ばずとも、飛躍的な伸びに思わず、驚きの声をあげてしまいました。その理由として考えられるのはウラジオストクやハバロスクと新潟を結ぶ夏季限定のチャーター便の就航によりロシアからの観光客が増えたことらしいです。

この件とは直接関係ないのですが、最近またひとつ、特筆すべき「ディスカヴァー・新潟」の兆候を実感しています。今日はそのことについて述べます。

 

成長期のステージに入った企業の共通点


最近、開発・設計部門のチーフクラスをはじめとするマネジメント部門の求人が増えてきます。しかも欠員補充ではなく、増員を視野に入れた採用ニーズです。この動向は明らかにその企業が、成長期のステージに入ったことを意味する募集案件に他なりません。

それぞれ業界の異なる複数の企業から同時多発的に採用ニーズが増えているという状況ですが、興味深いことは、これらの企業にはある共通点があることです。

それはニッチともいえる特殊技術をひたすら愚直に守り抜いてきた優良企業であることです。

 

ものづくりの町、燕三条は刃物、鋳物、金物、洋食器などで地元住民にとっては馴染のある老舗企業の集結地帯ですが、その商品価値を世界が認め、世界市場で密かなブームになっているという現象が立て続けに起きています。

さらに別の地域では、完成車メーカーへ部品を納品している部品メーカー、その部品を研磨する工場機器を取り扱うメーカー、塗炭屋根の塗技術を得意とするメーカーなど。いずれも「キラリと光る技術力」を誇る企業ばかりなのです。

 

「知られざる優良企業」と「よりよい人材」を引き合わせること


最近、大手企業メーカーの不正や虚偽のニュースが続き、あたかも日本のものづくりを貶められたかのような報道さえありましたが、現在進行形の成長企業のものづくり現場においては、ただひたすらに愚直に品質を求め、企業努力をされてきたメーカーばかりです。派手なキャンペーンや広告をしていないので、確かに全国的な爆発ヒットのような認知度は高くありません。

しかし、私は「正直者が馬鹿を見る」世界は長く続かないという性善説論者であり、努力は報われるはずだし、そうした努力を続ける企業様は必ず、発見され、見直され、評価されるものと信じています。実際、何度もそのプロセスを目の当たりにしてきました。

私達はUIターンをご検討の方にこうした「知られざる優良企業」と「よりよい人材」を引き合わせることを通じ、紹介という間接的な貢献しかできませんが、何よりも存在意義を感じられる瞬間です。我々は一人でも多くの方に、こうした優良企業をお伝えするための、隠れたIRだと自負しています。

現在、UIターン転職をお考えの方でマネジメント経験をお持ちの方はこの機会にぜひ、ご相談ください。

 

2017.12.22

こんにちは。新潟絆エージェントの小川潤也です。

 

新規事業に進出した世界的なエクセレントカンパニー


先回、「新潟をITベンチャーの発祥地に」を掲げ、快進撃を続けている株式会社フラーのエピソードを書きました。

社長である渋谷修太さんの勢いに感化され、先日第四銀行が主催する経営者クラブによるアメリカシリコンバレー視察ツアーに参加してきました。

今日は現地で見たこと、聞いたことを書き残しておきたいと思います。

サンフランシスコから約一時間位、車を走らせると、名だたるIT企業の社屋が集結している地帯に着きます。集結といっても隣の会社に行くにも車がないと行き来できない距離感はあります。さながら北海道の富良野あたりの光景を想像していただくとイメージに近いかもしれません。この土壌がなぜ、日系の新興企業をはじめ、新規事業に進出した世界的なエクセレントカンパニーを生むのか。その秘訣をこの目で確かめたいと思いました。

GoogleやFacebookの社屋もあり、サンフランシスコと郊外をつなぐシャトルバスが行きかっていました。ここ数年、日本では職場と自宅の近隣化の傾向が目立っていましたが、シャトルバスの終着点をみる限り、決して家から近いという訳ではなさそうです。

 

これからの日本、ひいては地方都市では見習いたいモデル


興味深かったのはIT企業が集まる地帯の延長線にスタンフォード大学が位置していることでした。才能豊かで創造力に富む人材を輩出している名門校です。

抜けるような青空と豊かな自然に囲まれた広大な敷地内を、生徒たちは自転車で移動します。

清々しい青空をみながら、「ハーバードかスタンフォードか悩んだ末、決め手になったのはスタンフォードのほうが快晴の多いことかな」と、スタンフォード出身の知人が笑って話してくれたことを思い出しました。こと、日照時間の少ないことで有名な新潟や北陸地方者にとって天候が気分を左右することは経験上、実感しています。

適度に脳を休ませることが仕事の生産性をあげるということでマインドフルネスが注目されましたが、意識的にマインドセットしなくともあの青空をみているだけで頭から余計な雑念から解放されるようなリフレッシュ感を味わえました。

教室や構内のテラスではPCを広げながら学生同士が活発な議論をかわす光景も見受けられました。そういえば、四六時中スマホを眺めている人がほとんどいなかったことも驚きでした。

中国、インドの留学生をたくさん見かけましたが、残念ながら滞在中に日本の留学生にお目にかかる機会は得られませんでした。自分自身、スタンフォードを志望するという選択肢などゆめゆめ思いつかなかったクチですが、自分の娘の世代ではスタンフォードを目標にする選択肢も十分に考えられる時代になってきています。

実際にこんな環境で勉強できたらおそらく日本には帰ってこないだろうな、とついそんなことをとぼんやり考えてしまったほどです。

先に挙げたIT企業ではこうした学生たちに対して在学中からアルバイトやインターンなどを通じて門戸を開いており、地続きでつながっている印象がありました。(物理的には車で移動しなければならない距離とはいえ)

いっせいに新卒採用を行う日本の採用システムはここ、シリコンバレーにはありません。それぞれがオファーしたりアプライしたり、自分が居心地がよいと感じた場所に自然の成り行きで就職していく。そのフラットさはとても羨ましいと思いましたし、これからの日本、ひいては地方都市では見習いたいモデルだとも強く感じました。

少子高齢化とも無縁で、右肩上がりの成長を約束する、未来志向の明るさや勢いが感じられるシリコンバレーの環境。

 

自分の地域から始められることを模索し、発信していきたい


残念なことに新潟の現状はそれとは対照的で、大学進学時に学生のほとんどが他県に流出してしまう有様です。UIターンで呼び戻すことは現状でさえ難しく、学生の数が減少の一途を辿る近い将来、行き詰まることは想像に難しくありません。

彼らのように学生時代から自分が就職したいと思える会社と地元でつながることができたなら。町ぐるみで学生を職業人として育成できる基盤を用意できたなら。新潟の状況も少しは変わるのではないか。そんなことを考えました。マイナス要因が多いことを嘆いてばかりいてもはじまりません。

長岡市がいまそのロールモデルになりつつありますが、単に応援者として傍観しているだけでなく、自分の地域から始められることを模索し、発信していきたいと強く感じさせてくれた意義のある視察でした。

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絆エージェントについて

新潟地域に特化した地域密着型、転職・就職情報紹介及び人材紹介会社です。
特定の分野に関する深い知識や経験、専門的な技術を持つ「スペシャリスト」人材の転職に強く、 新潟へのUIターンの転職希望をお持ちの優秀な人材の発掘を得意とします。

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