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新潟の物価は激安!?――Uターン者が驚愕するその実態

Uターン転職やIターン転職で新潟県にやってきた人たちの多くが驚くことが、物価の安さ。 新潟にやってきて生活費の安さの虜になり、「もう一生新潟を離れたくない!」となる移住者は、実はとても多いのです。 今回の記事では、新潟の物価の実態を解説しましょう。

新潟の物価は激安!?――Uターン者が驚愕するその実態

目次

参考:統計で見る日本(総務省統計局)

◆データから新潟の物価を読み解くと?

まずは新潟県の物価について、小売物価統計調査をベースに見てみましょう。

 

 

新潟の物価はこんなに安い!

全国平均を100とした場合の新潟県の物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)は97.9で、たしかに物価水準は低めです。

 

とはいえ、この数値を見てもあまりピンとこないかと思いますので、他の都道府県と比べてみましょう。

まず、東京都の指数は105.2、神奈川県は103.9。首都圏エリアはやはり物価が高いです。

 

第二の都市圏である大阪府を見ると、意外にも100.2と、そこまで高くはありません。

 

首都圏だけがずば抜けて物価が高いのです。

 

他の大地方都市を見てみると、愛知県が98.8で、新潟より約1ポイント高いです。

 

同じ東北エリアの宮城県は98.2で、新潟県よりわずかながら高く、同じ北陸地方で新潟県と経済規模の近い石川県を見ると、なんと99.4。

 

新潟県の物価は、規模の近い他のエリアと比較しても安いのです。

 

・内訳を見てみると?

新潟県の物価をジャンル分けして、さらに詳しく見てみましょう。

 

まず「光熱・水道」については指数が94.5と、かなり安いです。新潟は冬は冷えるものの全般的に気候がよいことが影響しているのでしょう。

 

続いて「家具・家事用品」は99.5、「被服及び履物」が100.5、「保健医療」が101.2。このあたりは全国平均並みの数値ですが、特筆すべきは「教育」の93.5で、非常に安いのです。

 

近年は全国的に子ども一人当たりの教育費用は上がっており、子どもに積極的に投資すべき時代といえます。

 

子育て世代にとって、教育費用が安く済むというのは、とても魅力的ですね。

新潟の物価は激安!?――Uターン者が驚愕するその実態

◆気になる住まいの費用は?

さらに注目すべきは、暮らしの費用の多くを占める住居費です。

 

参考:平成30年住宅・土地統計調査

 

・東京と比べて、なんと……?

新潟市内の平均賃料は月額53,312円。都市圏の人であれば「安い!」と感じることでしょう。

 

同じデータで東京23区の平均家賃を見ると、105,104円。新潟はなんと東京都心の半分の家賃で暮らせるのです。

 

政令市で比べても、新潟は4番目に家賃が安い結果になっています。

 

賃貸だけでなく持ち家の場合も比較してみれば、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」(令和元年度)によると、1ヶ月あたりの住宅ローン返済予定額は新潟市が99,300円で、東京23区だと161,800円。

 

家賃に比べると倍率は低いですが、金額ベースでは6万円以上も差があります。

 

毎月これだけ金額が安く済むとなれば、家計は相当に潤うことでしょう。

 

いわば「借りてよし、買ってよし」で、新潟はモノの物価が安いだけでなく住居費も大きく抑えられる、とても暮らしやすい街なのです。

・給料だけでなく生活費も重要

都心エリアには高収入の仕事が多いですが、高い給与を得るのはあくまでも生活水準を高めるためです。

 

生活に必須の費用を差し引いたお金が手元にどれほど残るのかを考えなければいけません。

 

都心部はすべての生活費が非常に高く、特に東京であれば、平均給与を大幅に上回る稼ぎがないと地方都市住まいより豊かに暮らすのは難しいといえます。

 

そう考えると、地方暮らしを考える場合、生活費が安いのに経済規模はそこそこ大きい新潟は、有力な選択肢になりえるでしょう。

新潟の物価は激安!?――Uターン者が驚愕するその実態

まとめ

統計データを見ると多くの移住者が新潟の物価の安さに病みつきになる理由がわかります。

 

暮らしやすい街である新潟に転職して、第二・第三のキャリアを築くことを検討してみてはいかがでしょうか?

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