新潟の保育環境は◎!保育所事情や子育て支援の環境を徹底解説
共働き世帯の増加に伴い、地域の子育て環境が非常に重視されるようになりました。保育園事情や子育て世帯への自治体の補助などは、エリアによってまちまち。今回の記事では、新潟で働いた場合の子育て環境について解説します。
目次
新潟は子育ての街?
実は新潟は、全国でも「子育てのしやすい街」と名高いことをご存じでしょうか?その理由を、いくつかのポイントからご説明しましょう。
保育所数は政令市第1位、待機児童ゼロ!
0〜4歳までの人口1万人あたりの保育所数を見ると、新潟市は74.5箇所。2位の熊本市(53.6)、3位の京都市(51.5)を大きく引き離し、政令市で堂々の1位となっています。この圧倒的な保育所の数を背景に、全国で問題になっている待機児童は新潟市では、なんとゼロ人!安心して子どもを預けられることから、共働き世帯の比率も新潟市は全国1位なのです。
参考:保育所数:厚生労働省「社会福祉施設等調査」(平成28年) 政令市比較
参考:人口:国勢調査(平成27年) 政令市比較
子どもとの遊び場も充実!
さらに新潟の強みになるのが、小さな子どもがいる家庭には嬉しい公園の多さ。新潟市の公園の数は人口1万人あたり17.2箇所と、全国で第2位の数です。たくさん公園があるのは、子育て世代にとっては非常にうれしいポイントですね。
出典:大都市比較統計年表
新潟県は、子育て世帯をサポートする仕組みをしっかり整備している!
続いて、自治体や公共機関からの子育てサポートについて解説しましょう。
「にいがた子育て支援アプリ」のリリース!
新潟市では、「にいがた子育て支援アプリ」というスマホアプリをリリースしています。子育て支援アプリダウンロードすると、子育て応援情報や保育所の情報、新潟市の公共施設や保育所・病院等のマップ情報、予防接種情報などを提供してもらえます。妊娠期から小学生の子育て家庭にとっては嬉しい情報が得られるアプリで、子育て世帯ではダウンロード必須な役立つアイテムです。
子育てをサポートする充実した制度!
ほかにも、新潟市内では子育て世帯をサポートするための取り組みを市が実施しています。
- 男性の育休取得促進
- 保育園などに絵本を貸し出し
- 子育て相談窓口の運営支援
- 食と花、動物とのふれあい、創作活動等を学べる「いくとぴあ食花」の運営 など
地域ぐるみで子どもの学びと成長を支える! 「学・社・民の融合による教育」とは?
さらに、子育て世帯に気になる学校についても、新潟では独自の取り組みを行なっています。とくに興味深いふたつをご紹介しましょう。
〈新潟発わくわく教育ファーム〉
新潟市内では、すべての小学校で農業体験を教育に取り入れる「わくわく教育ファーム」という取り組みが行なわれています。農作物栽培や乳牛の乳搾り、石窯ピザ焼き体験など、学力だけでなく豊かな心を育むための取り組みで、全国でも先進的であるとして注目されています。
〈地域と学校パートナーシップ〉
新潟の教育は、地域との連携にも特色があります。学校と公民館といった社会施設、地域住民が連携したネットワークをつくり、中学生ガイドによる小学生の社会見学、ミシン体験実習などを実施しています。
まとめ
上記のような事情から、新潟は地方都市のなかでもとりわけ「子育て環境のよい県」として、大きな注目を集めています。すでに子どものいる世帯だけでなく、今後子どもを持つことを考える人たちにとっても、移住先としておすすめです。