新潟中越エリア×海外求人の最新動向!
「海外関係の仕事が憧れだった!」「自身の語学力を生かしたい!」などなど、動機はさまざまかと思いますが、実は新潟県では海外関係の求人が豊富なことをご存じでしょうか? 今回の記事では、新潟で特に海外求人が豊富な中越エリアについて解説します。
目次
■中越エリアはなぜ海外関係の求人が豊富なのか?
新潟県は本州の日本海沿岸に位置しており、海外との距離がかなり近い土地です。
経済成長の著しい中国との結びつきを深めるため、新潟市は初めて北京に海外事務所を構えた日本の自治体となりました。
また、新潟県の中越エリア、特に長岡市はグローバル人材の活躍を推進するために長岡グローバル人材活躍推進協議会を発足してさせています。
このような背景もあり、長岡市はものづくりの町として栄えていますが、高い専門性や多様な感性を持つ人材を留学生として海外に渡航させたり、海外人材を呼び込んだりすることにも注力しています。
■海外求人の職種とは?
長岡のようなメーカーが多いエリアでは、貿易業務事務や輸出入関連の業務の求人が豊富です。
具体的には、次の通りです。
高い語学力・コミュニケーション力が求められる営業職!
メーカーや食品会社などの海外に進出する企業が増えてきており、海外営業の需要は高まっています。
海外企業や代理店とのコミュニケーションが中心となる海外営業には、語学力が欠かせません。
他にも、その国の文化を学んだり、市場調査などのマーケティングを実施したりとさまざまなスキルや経験値が求められます。
海外に転勤するケースもあるため、海外勤務希望者には魅力的な職種といえるでしょう。
語学力だけでなく専門知識も要する貿易事務!
海外との結びつきの深い企業であれば、貿易事務の職種もあります。
貿易事務が扱う書類は、輸出・輸入に関するものです。
海外商品も多いため、商品の名称や専門用語などを正確に把握する力が求められます。
ほか、海外事業者向けの展示会に出展して商品の説明をしたり、日常的なメールや電話で英語でのやり取りを行なったり、出荷や納品の管理も業務内容に含まれます。
ネイティブな外国語を変換するスキルが必須な通訳・翻訳業務!
語学力を生かした仕事では、通訳や翻訳が思い浮かぶ方も多いでしょう。
実は、通訳も翻訳も仕事に就くために必要な資格はありません。
しかし、ネイティブな発音を瞬時に日本語に変換する能力が必要です。
通訳・翻訳の力を身につけるためにも、英会話スクールに通ったり、TOEICで高得点を目指したりすることをおすすめします。
ほか、通訳については実用英語技能検定・TOBIS、翻訳については英検やJTA公認翻訳専門職資格試験を取得すると、転職活動で評価されるポイントとなるでしょう。
■新潟・エリア別! 海外求人の最新動向は?
次に、実は海外求人が豊富な新潟県で、エリア別での海外求人動向を紹介しましょう
輸出入業務がさかんな長岡・燕三条エリア!
新潟県の中でも特に求人募集が多いのが、長岡や燕三条といった中越エリア。
ものづくりの町として名高く、太陽光機や日本精機など、海外拠点を持つ専門的な大手機械メーカーが多くを占めています。
こうした企業は海外展開し、海外マーケティング業務にも力を入れています。
そして長岡は、輸出入関連業務の求人も豊富。
希望の職種に転職できれば、海外向けの書類作成を行ないながら年2〜3回ていど海外出張に出向くなど、充実した日々を過ごせるようになるでしょう。
酒造メーカーに意外な可能性アリ!? 魚沼・湯沢エリア!
ここ数年、海外での日本酒人気がメディアで取り上げられるようになりました。
魚沼では人気銘柄「八海山」を造る八海酒造、湯沢では全国スーパーや酒販店に展開している「上善如水」を造る白滝酒造など、日本だけでなく海外でも人気のある酒造メーカーは多いです。
そんな海外マーケットを開拓していく酒造メーカーでは海外求人の職種もあり、最近ではコロナ禍の影響でこの職種の求人は減っていますが、コロナの収束とともに再び活発化が期待されます。
しかし、なかにはあまりの海外出張の多さから、地域密着型の仕事に転職を希望する転職事例もあります。
そういったケースの転職成功談に興味のある方は、「27歳男性! 慣れ親しんだ長岡での転職に成功した体験談」も併せてご覧ください。
◆まとめ
機械系のメーカーであれば長岡や燕三条、酒造メーカーであれば魚沼や湯沢など、地域によって求人動向はさまざまです。
グローバルに活躍できるのは、首都圏勤務の仕事ばかり思い浮かぶかもしれません。
しかし、自分の語学力を生かせる仕事に就きたいと考えている方は、新潟県も選択肢に入れてみることをおすすめします。