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新潟の平均年収はどのくらい?給与水準と特徴を徹底解説!

転職を考えるみなさんにとって、やはり最も気になるのはお給料のことですよね。今回の記事では、新潟エリアの平均年収の実態を解説します。

新潟の平均年収はどのくらい?給与水準と特徴を徹底解説!

目次

新潟県の平均年収を統計データから読み解くと?

まず、政府による基本統計から、新潟県の平均的な年収を見てみましょう。総務省統計局による「全国家計構造調査関連情報」に多くのデータが掲載されていますが、2022年現在では2019年の調査結果が最新版となっています。
参考:総務省統計局「2019年全国家計構造調査関連情報」
厚生労働省「2020年(令和2年)賃金構造基本統計調査 結果の概況」

大都市圏に次ぐ水準

都道府県別のデータによると、2019年における新潟県の平均給与は、額面418.7万円で全国ランキング31位という順位。この年収は、発表されている平均月給をもとに休日勤務や時間外労働の手当、ボーナスなどの特別給与を加えて算出した合計金額となっています。

全国平均でいうとやや下ですが、東京をはじめとする関東圏や福岡県、北海道、広島県といった大都市圏の平均年収には及ばないものの、北越の雄としてそれらに次ぐ水準となっています。東京から新幹線で2時間程度とアクセスがよく、他の主要都市との交通利便性も高い新潟。北陸地方の中心的都市であり、平均年収もそれに見合ったレベルだといえます。

新潟県内の平均年収ランキングは?

新潟の平均年収はどのくらい?給与水準と特徴を徹底解説!

続いて、新潟県内で年収の高い市区町村はどこなのかを見てみましょう。

  • 1位:新潟市――305.7万円
  • 2位:長岡市――288.6万円
  • 3位:上越市――287.5万円

長岡市も上越市も新潟県内では大きな自治体で、大手企業の支社やメーカーの工場などが多く存在している都市圏です。原子力発電所のある刈羽村と柏崎市についても、年収が高めに出ています。なお、いずれも県の平均給与を大きく下回っている数字に見えますが、これはそれぞれ別の統計から計算しているため。自治体別の統計には残業代や賞与が含まれていないので、傾向を見る意味でご参照ください。

新潟県の平均年収、特徴とトレンドは?

ここで、新潟県の平均年収について、特筆すべき点を解説しましょう。

男女で平均年収に格差あり

男女別に新潟県の平均年収を見てみると、男性が470.1万円(平均年齢43.9歳)なのに対し、女性は334.1万円(平均年齢42.4歳)。性別によっておよそ165万円の開きがあります。平均勤続年数で見ると男性が14.7年で女性が11.0年とおよそ4年の差があり、平均給与の差に関係していると見られます。

さらに、平均年収のピーク年齢では、男性が50〜54歳で女性が45〜49歳と違いが見られます。女性は昇給ペースでいっても緩やかです。分析すると、新潟県では男性が主役で働いて管理職へ昇進していき、女性はサポート的な業務にあたるという、典型的な日本企業の仕組みがまだ残っている面が大きいのかもしれません。

高収入が狙えるのは、やっぱりあの職業!

最後に、新潟県全体で特に年収の高い職種について職種別に見てみましょう。

まず圧倒的に高額なのが、医師
なんと平均所得は1193.6万円です。
歯科医師でも848.9万円獣医師は595.9万円となっています。
他に高収入で目立つのは、大学教授で1008.3万円。
大学講師だと692.7万円、高等学校の教員が618.4万円です。

税理士や社会保険労務士といった士業も、軒並み高給の部類です。

ほかにも狙いめな高収入職業は?

これらの業界は転職しようとしても簡単に就くことはできないのが事実ですので、もうすこし身近な職種もご紹介しましょう。県の平均を上回る職種で見ると、まず玉掛け作業員が平均給料610万円、技術士が533.4万円、一般化学工が487.7万円で比較的高給です。半導体チップ製造工が448.4万円というのも、注目したいところですね。

上位の傾向として、有資格の技術者であり需要の高い職種は、やはり待遇が厚くなってきます。エンジニア以外だと、港湾荷役作業員が432.4万円と平均より高くなっています。いわゆる「ガテン系職種」は、手堅い待遇を望めるようです。なお、企業別に見ると、上場企業である地銀や放送局、地場の建設業などの会社が年収ランキング上位に入っています。

まとめ

新潟県では人材不足が進んでおり、求人市場は非常に活況。我こそはという人は、新潟にエリアを移して求人をチェックしてみると、思わぬ年収アップを実現できるかもしれません。

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