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履歴書はなぜ必要?――採用担当者のチェックポイントを理解しよう

新卒採用でも経験者採用でも、就職活動においては履歴書はマストな書類です。 それでは、そもそもの話「履歴書」はなぜ必要なのか、考えたことはあるでしょうか? 履歴書が必要な理由をしっかり把握しておくことで、履歴書にどんな内容を書けばいいのか、新たな視点が得られるかもしれません。 今回の記事では、就職活動における履歴書の役割や、合格する履歴書の書き方について解説しましょう。

履歴書はなぜ必要?――採用担当者のチェックポイントを理解しよう

目次

■転職活動で履歴書はなぜ必要?

履歴書というのは、応募者のプロフィールを確認するのに必ず求められる書類です。

履歴書に記載できる基本情報は、応募者の氏名、住所、電話番号、生年月日、学歴や職歴、保持する資格といった事項。

さまざまなテンプレートが販売されていますが、志望動機や自己PR、趣味・特技などを記入できる履歴書もありますね。

履歴書の最大の役割は、応募者の「身元証明」。企業が従業員として雇用する際には、「労働者名簿」を作成する必要があり、これは労働基準法で定められていることです。

転職活動の応募段階から本人確認書類を提出させる企業は基本的になく、応募者の偽りのない情報として確認する意味でも、必要な書類なのです。

■履歴書と職務経歴書の役割の違いとは

一方で、転職活動の場合は同時に職務経歴書の提出も求められるものですが、その役割はなんでしょうか?

職務経歴書は、応募者の実務経験やスキルを記載する書類。

企業側は職務経歴書の内容から、応募者が採用後に自社で活躍できる能力を持っているか、仕事上必要なスキルを持っているかをチェックします。

認識しておくべきポイントは、履歴書は身元や人柄をアピールする材料であり、職務経歴書はスキルや実績をアピールする材料である、ということです。

■履歴書——採用担当者はどこをチェックする?

新卒・中途採用を実施する企業は、たくさんの履歴書や職務経歴書を受け取りますが、多くの応募書類を確認するにあたり、どのようなポイントをチェックしているのでしょうか。

具体的に解説していきましょう。

・企業が履歴書で確認するポイント!

企業は応募者の履歴書で、「どのような人柄なのか」を確認します。

身元証明をするための書類ですので、当たり前ですが、虚偽や誇張は絶対に書いてはいけません。

気をつけるべきは、履歴書のフォーマットに則って、書き方の見本やルールを守っているかということ。

見る側は、「基本的なビジネスマナーを守れる人か」、あるいは「業務上のルールを守れる人か」といった点を、履歴書の書き方から判断しているのです。

近年では、履歴書は必ずしも手書きで作成する必要はなく、パソコンで作成してもOK。

手書きに自信がない人は、パソコンで作成した書類のほうが見やすく、好印象を与えることができそうですね。

手書きで作成する場合は、誤字脱字に注意し、場合によっては鉛筆で下書きしたうえで、丁寧に記載していきましょう。

パソコンで作成する際の注意点としては、「書式が揃っているか」、「フォントが統一されているか」、「印刷後の表や改行のズレがないか」を確認すること。

これだけでも、企業側は前述のチェックポイントのほか、応募者がパソコンをどの程度扱えるかのスキル面も見られているといえます。

企業は似たフォーマットの応募書類を非常にたくさん見るものなので、細かいポイントに不備があると、非常に気になるものです。

年月表記の西暦もしくは和暦を統一するなど表記統一はもちろん、手書きの場合は二重線で修正するよりもきちんと書き直す、誤
字脱字がないか、パソコンの場合であれば誤変換がないかなど、細部にまでしっかり気を配りましょう。

・履歴書に記載する職歴、どう書けばいい?

応募者の職歴は、職務経歴書でより詳細に記載してアピールが可能ですが、学歴や職歴に一貫性があるかは履歴書でチェックされます。

とくに転職回数が多い人は、書き方に悩む部分といえますが、無駄なことは書かずに整理して簡潔に記載することが大切。

理由としては、前述のように採用担当者は非常に多くの書類を確認するため、1人あたりの書類の確認・評価の時間が限られているからです。

採用担当者や面接官にとって、情報が整理されていて読みやすい、短時間で内容を把握できるような履歴書の作成を心がけましょう。

◆まとめ

企業側はたった1枚の履歴書から、応募者の人柄や社風に合っているか、ビジネスマナーがきちんとできているかなど、非常にたくさんの情報を読み取っています。

履歴書も職務経歴書も、その役割や本質をしっかり把握したうえで、採用する企業側の視点に立って丁寧に作成することが、内定を得るためには不可欠なのです。

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