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面接でマニュアル通りの回答はNGな理由!――受かるためには「自分の言葉」で

転職活動において、面接のための対策本や情報サイトなど、就活生が情報を得やすい環境になってきました。 ただ、逆に面接対策で研究しすぎた結果、マニュアル通りの面白みもない返答で印象に残らないこともあり得ます。 今回の記事では、マニュアル通りの面接の問題点や本当に大切なことを解説します。

面接でマニュアル通りの回答はNGな理由!――受かるためには「自分の言葉」で

目次

■マニュアルにとらわれた日本の就活生

転職活動に限らず、とくに新卒採用で見かけるのが髪型やスーツなどがリクルートスタイルの型にはめられた学生たち。

インターネットが普及して久しいですが、情報が簡単に得られるようになったからこそ、就職活動は「こうあるべき」と考え、対策をしすぎた結果、無個性になってしまった就活生が多く存在しています。

就活において常識的に広まったマニュアルを研究しすぎると、いざ転職活動で対面した面接官は引いてしまいます。

面接対策も重要ですが、一言一句間違えないようにセリフを覚えても、逆にぎこちなさが伝わって悪印象となる可能性すらあります。

■面接官も一人の人間である

転職活動で忘れてはいけないのが、対応する面接官も一人の人間であるということ。

真面目なことは良いことですが、面接対策のしすぎで建前だけの言葉に染まった応募者には心を動かされません。

次のようなマニュアルに縛られすぎた対策はマイナスに作用する可能性があるので注意しましょう。

残念な対策その1:丸暗記した自己PRや志望動機

書店には、面接の対策本が数多く販売されています。

そこに掲載された内容を踏襲しようと必死で練習した結果、決まりきった自己PRや志望動機になり、面接官にとってもどこかで聞いたような内容ばかりで印象に残らない可能性がありえます。

なかには丸暗記した言葉を面接官の目も見ずにまくし立てるケースもあるようで、人の話を聞かないような悪印象にしかつながりません。

残念な対策その2:自信満々で自己中心的すぎる話しぶり

応募者がこれまでの経験や実績をもとに自信を持つことはとても大切です。

しかし自信と自己中心的は紙一重。面接官との対話の中で、自慢話や他者より能力がある自分をアピールしすぎることは謙虚さに欠けると判断される材料になります。

入社後に人の意見を受け入れない人ではないかという疑念を抱かせる結果になるので、横柄な態度が出ないように意識しましょう。

残念な対策その3:応募企業の褒めすぎ

興味をもって企業研究をした結果としては素晴らしいものの、あまりにも企業を褒めすぎるのには注意が必要です。

「御社の〜に感銘を受けました」など、大袈裟すぎる表現は実際に入社後に取引先に疑念を与えかねないため、逆に面接官からは不安視されるでしょう。

企業ウケを狙った心にもない志望動機は逆効果です。

■中途採用の面接で大事なこと

転職活動の採用面接は、求職者と企業側が相互理解を進めるためのコミュニケーションの場として重要です。

企業側は自社の風土に合っている人材か、自社に定着してくれるのかなどを、面接を通して判断しているのです。

では、応募者は面接の心構えとして何がポイントになるのでしょうか。

面接心得その1:求職者の「誠実さ」をアピール!

就活マニュアルに則りすぎた面接の質疑応答には注意が必要ですが、自分の言葉で事前対策として準備しておくことは悪いことではありません。

面接時に企業側がとくに見ているのは求職者の人柄です。

面接官の質問一つひとつに対して、自分の言葉で受け答えするようにしましょう。

誠実さが伝われば、きっと好印象が残せるはずです。

面接心得その2:実績や経験に基づいた「強み」をアピール!

企業が中途採用で応募者に求めるのは「即戦力かどうか」です。

応募者を採用することが会社にとって有益かどうかが、内定判断の大きな材料となるでしょう。

具体的には、現職もしくは前職でどのような仕事を行なっていたか、どんな実績や成果を上げたのか、成果を上げるうえでどのような工夫を行なったか、応募企業ではどのように経験を活かせるか、などを整理して回答することです。

実績や成果については、数字で答えられる部分があると、より説得力が増すでしょう。

面接でマニュアル通りの回答はNGな理由!――受かるためには「自分の言葉」で

◆まとめ

マニュアルに則りすぎるのはNGですが、事前対策をすることが悪いわけではありません。

自分の強みを整理して、自分の言葉で伝えられるように、面接官の心を動かすような面接対策を心がけましょう。

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