【新潟エリア別】求人の種類、人気な求人がわかる!
U・Iターンなどによる転職を考える場合、行きたい地域で人気のある求人が気になる方もいらっしゃるでしょう。 また、転職に転居を伴う場合は費用面について心配に思うかもしれません。 しかし、その地域で利用できる移住支援金制度や補助金などを利用すれば、転居に伴う費用を抑えられます。 現在、多くの市町村で移住者を募っている背景からも、お得な制度を利用して転職と共に移住してみるという選択もおすすめです。 この記事では、新潟県に注目し、人気の転職エリアや利用できる移住支援制度を紹介します。
目次
◆新潟で人気な転職エリアは?
新潟の転職事情に触れる前に、新潟の魅力や特徴について紹介します。
新潟は、住みやすい地域の一つといえます。
〈新潟の魅力〉
圧倒的な自然の魅力に囲まれた新潟は、観光地だけでなく、温泉やスキー場などのレジャースポットが豊富な地域です。
ユネスコ世界ジオパークに指定された糸魚川エリア、フェリーでアクセスできる佐渡では、現地でしか楽しめない光景や体験ができます。
また、GALA湯沢スキー場の他苗場や石打丸山、妙高山麓など多くのスキー場を有しており、アクセスも良好です。
中越エリアの弥彦(弥彦村)・三条(三条市)エリアには歴史を感じさせる数多くのスポットがあり、JR「弥彦駅」から徒歩15分ほどにある彌(や)彦(ひこ)神社は、県内随一のパワースポットとして知られます。
そして、花火で有名な長岡・柏崎エリア、米どころで有名な魚沼や佐渡も自慢です。
続いて、新潟での転職事情や給与相場をチェックしてみましょう。
新潟県の中でも求人が多いのは、以下のエリアです。
〈求人数の多いエリア〉
・新潟市(中央区、西区、東区)
・長岡市
・新発田市
参考までに、新潟県の平均給与や給料、時給相場をまとめました。
〈新潟県の給与相場(2023年7月10日時点)〉
・アルバイト、パート、派遣 平均時給1,158円
・正社員 平均月給202,550円
なお、最低賃金は890円(令和4年10月1日〜、特定(産業別)最低賃金を除く)となっています。
業種 | 平均時給 | 平均月給 |
販売、接客サービス | 1,063円 | 179,640円 |
飲食、フード | 970円 | 190,937円 |
軽作業・製造・物流 | 1,163円 | 189,053円 |
ファッション・アパレル | 1,067円 | 175,000円 |
オフィスワーク・事務 | 1,181円 | 186,307円 |
イベント・キャンペーン・アミューズメント | 1,040円 | ― |
IT/クリエイティブ | 980円 | 170,200円 |
教育・保育 | 1,139円 | ― |
医療・介護・福祉 | 1,235円 | 199,028円 |
清掃・警備・ビルメンテナンス・家事代行 | 1,086円 | 211,567円 |
ドライバー配達 | 970円 | 239,616円 |
建築・設備・アクティブワーク | ― | 215,999円 |
営業 | 1,700円 | 209,138円 |
ヘルスビューティー | 999円 | 250,382円 |
https://www.e-aidem.com/clp/pay/0515_pay.htm
新潟県の求人は飲食店や販売業、接客業、工場関連が比較的多い傾向です。
また、娯楽施設や派遣会社などは働き方として人気があります。
飲食店であれば短時間で働けるため、学生アルバイトやスキマ時間を有効活用したい方、長時間働くのが難しいような主婦(主夫)などにピッタリです。
介護職や起業して年数の浅い職場は、正社員登用や正社員求人を出している所が多いようです。
◆新潟の転職、移住支援制度は?
続いては、新潟での転職や移住をサポートする補助金、支援金などの情報をまとめて紹介します。
各制度は実施期間や上限が限られている場合もあるため、最新情報は新潟県のホームページ「産業労働部 しごと定住促進課 」や「県・市町村支援策検索」をご覧ください。
新潟市移住支援事業
東京圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)から新潟市への移住で最大100万円交付(2人以上の世帯対象)、単身の場合60万円
(https://iju.niigata.jp/ijushienkin/)
新潟市移住促進特別支援事業
三大都市圏(東京圏・名古屋圏・大阪圏)から新潟市へ就業、起業などで移住する方を対象に最大50万円交付(2人以上の世帯対象)、単身の場合30万円
(https://iju.niigata.jp/ijusokushintokubetu/)
新潟市空き家活用推進事業
空き家の有効活用を促進するために、空き家の有効活用を行う場合にかかる費用(空き家の購入費・リフォーム費)の1/2を補助、上限75万円
(https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/jyutaku/jukankyo/yushi_josei/akiyakatsuyo.files/gaiyo_akiyakatsuyo.pdf)
移住定住応援住宅取得費補助金(上越市)
住宅取得にかかる経費を対象に上越市へ市外から転入し住宅を取得、取得から1年以内の5歳未満の方を対象に、20~40万円の補助金を支給(中古住宅は20万円、新築建売住宅は40万円)
(https://www.city.joetsu.niigata.jp/site/furusato/juutakusyutokuhihojo.html)
移住定住応援家賃補助金(上越市)
上越市に転入した日から1年以内に就業・起業した方、市外事業者で雇用され上越市へ転入した方、テレワークを行う50歳未満の方を対象に、家賃の1~2万円を1年間支援(起業にぞ所属する場合1万円、個人事業主や小規模企業者などの代表者は2万円)
(https://www.city.joetsu.niigata.jp/site/furusato/yatinnhojo.html)
Uターン促進奨学金返還支援事業(対象:社会人)
県内にUターン、就業する若者(30歳未満)の奨学金返還支援、期間は最長6年間で年間20万円、総額120万円が上限
(https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/shigototeijyu/1356888818141.html)
新潟への移住や転職を希望する場合、どのような制度が利用できるか迷うでしょう。
「にいがた暮らし・しごと支援センター」は東京都の有楽町と表参道にオフィスがあり、新潟での仕事や暮らしについて情報収集、相談が可能です。
(https://www.niigatakurashigoto.com/)
◆まとめ
今回は新潟で人気の転職エリアや業種や求人の特徴、新潟へ移住した際に利用できる移住支援制度や補助金を中心に紹介しました。
新潟での転職、移住を支援する制度やイベントなどは各市町村で随時行われています。
新潟への転職や転居を検討している方に向け、「にいがた暮らし – 新潟へのUターン、移住情報が満載!」では移住や求人情報などの仕事、新潟での暮らしに関わる最新情報をまとめて公開しています。
ぜひ、併せてご覧ください。