転職についてのQ&A・その2!――これから転職活動を開始する人編
転職活動では、現職で働きながら活動する人、休職中の人、現在無職の人、何度か転職している人、初めて転職活動する人と、状況は人それぞれ。 結婚などライフスタイルの変化を機に、転職活動を考え始める人も多いはず。 今回の記事では、転職活動をこれから始めようとするみなさまのために、「あるある!」お悩みをQ&A形式で回答します。
目次
■質問①:新潟を出て東京で7年勤めたのですが、そろそろ新潟に帰ろうか迷っています……
新潟では近年、Uターン転職が増加傾向にあります。
その背景としては、コロナ禍で県をまたいだ移動を自粛する状況が続いたことで、「地元に帰れない距離は嫌だ」「すぐに実家に帰れる距離に住みたい」という気持ちが高まり、Uターン転職を考える人が増えたということがあります。
ほかにも、Uターンのきっかけとして多いのが、結婚や出産。
とくに子どもがいる家庭の場合、「子どもの小学校入学までに、東京に永住するか地元に帰るか決めよう」と考える人が多いようです。
地方都市は、東京よりも平均年収は下がるとはいえ、やはり住みやすさや子育て環境のよさは魅力。
新潟でいえば、車・電車ともに交通網が整っており、移動がとても便利です。
東京と比較すれば、人口密度の低さから通勤ラッシュとも無縁のため、通勤ストレスも少なく過ごしやすそうですね。
物価は全国平均と比較しても安く、家賃や不動産価格も安いので、仮に年収が都心で働くより多少下がったとしても生活水準は上がります。
家族との時間を大切にしたいのであれば、人生のターニングポイントに、新潟へのUターンを真剣に検討してみてもいいまもしれません。
新潟へのUターン転職のメリットについては、「新潟転職のメリットを紹介! Iターン・Uターン転職者があとを絶たない理由」でも解説しているので、ぜひご参照ください。
■質問②:転職エージェント、どうやって選べばいい?
転職エージェントは、大手エージェントと地元に精通した小規模なエージェントとに大別されます。
転職を成功させるためには、いろいろなタイプのエージェントと面談し、選択肢の幅を広げる意味でも、複数の転職エージェントに登録するのがいいかもしれません。
また、大手エージェントは求人数が多そうで魅力的に思えますが、だからといって「大手に登録しておけば安心!」というわけではありません。
求人情報は大手エージェントがすべて網羅しているというわけではなく、なかにはローカルのエージェントだけが紹介できる独自の求人もあります。
ローカルエリアでの転職を希望している方は、小規模でもその地場に強いエージェントに、一度相談してみることをおすすめします。
複数の転職サイトに登録しながらも、地場に強い転職エージェントへの登録をして転職成功した事例を、過去記事「事務職30歳女性! 新潟県内で希望どおりの転職を叶えた秘訣とは?」で解説していますので、ぜひご覧ください。
■質問③:転職したいのに、いまの仕事に追われて活動する暇がありません……
転職活動を始められない理由で多いのが、「現職の仕事が忙しい」です。
このタイプの方でよく見られるのが、転職活動を始めても仕事が忙しいことを理由に応募書類すら書けない、提出できないというパターン。
ここで重要なことは、転職活動は自分の人生を変える大きな決断ですから、中途半端な気持ちでは受かるものも受からないということです。
転職に成功した人に共通しているのは、時期を決めてきっちりと応募先を決めているという点。
転職活動で書類選考に通過して面接となった場合、企業側が提示する面接日時に合わせなければならないこともあります。
本気で転職を成功させたいのなら、転職活動のゴール時期を決め、その「締切」まで本気で真摯に取り組んでみるのが◎。
行動した結果「今は転職すべきではない」とわかったなら、時期を改めればいいのです。
転職したいのになにもしないのは、非常にもったいないことです。
時間は有限ですから、無駄をなくして最大限有効に活用し、「理想の人生」を獲りにいく姿勢が大切です。
◆まとめ
転職の悩みは人それぞれですが、「これから転職活動を開始しよう!」という人にまずお伝えしたいのは、とにかく早く始めること、行動することが大事です。
ときには転職エージェントに相談しながら、転職活動をぜひ成功させてくださいね。